めっきり寒さが身に染みる季節となりましたが皆様はいかがお過ごしでしょうか、俺です。
ポケモン ソード・シールドが発売されて間もなく3週間が経ちますが、もうストーリーをクリアしてやることがないと思っている方も多いと思いますが、それは大間違いです。ストーリークリアまではチュートリアルでクリアしてからが本番です。
本番の対戦の楽しさを、対戦に興味はあるが何から始めたらいいかわからない方に向けてクソ分かりやすく解説しようと思います。
『三値』を理解する
まず『三値』というのは種族値、個体値、努力値というポケモンのステータスを左右する3つの値のことです。各名称は公式のものではなく隠しステータスみたいなものです。
三値を知る前に、ポケモンのステータスの
HPはH,攻撃はA,防御はB,特攻はC,特防はD,素早さはS,と表記されることが多いので覚えておくと尚良しです。
種族値というのは、そのポケモン自身が元から持っている強さのポテンシャルみたいなものです。ゲーム内では調べることはできず、ポケモン徹底攻略(通称ポケ徹)などの攻略サイトで確認することができます。
yakkun.com
例えばみんなが使いたくてたまらないこのポケモンを例に種族値がどのようなものか見てみましょう。
そうです、カイリキーですね。
攻撃が高く素晴らしい筋量のポケモンですね。
この種族値というのはポケモンごとに決まっていて、この数値を基準に育っていくという風になっています。
わかりやすく言えば、種族値をパッと見てカイリキーの場合
「こいつは攻撃(A)が高く素早さ(S)の遅いポケモンで耐久力(H,B,D)はまあまあか」
ってことが分かれば十分です。攻撃が高いと物理技が強くなり特攻が高いと特殊技がつよくなります。
この種族値を理解していくとそのポケモンの使い方、役割などが分かるようになっていき、これを理解していないと対戦のときに相手のポケモンがどういうポケモンか分からずに噛み合わずわからん殺しされます。全ポケモンの種族値を覚える必要はないですが、種族値的にどういう強みを持ったポケモンかを覚えていくのがいいです。
個体値というのはポケモン1体1体が持っている
才能のようなもので、同じレベル同じポケモンでも個体値の違いによって若干の差が生まれます。
個体値はポケモンのステータスの
HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さのすべてに0〜31の数値があり、ポケモンと遭遇した時かタマゴを受けとったときにランダムに決められます。
レベルの低いうちは大した差はないがレベルが高くなるにつれて能力値の差が広がっていきます。
個体値0のポケモンと個体値30,31のポケモンでレベル50の段階で実数値にすると15程度のステータスの差が生まれます。
対戦を始めるとよく耳にする6Vというのは、
HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さの6つ全てが最大のVであり、
Vというのは32進数の
0123456789ABCD...STUVのことで10進数で表したときの31がVであり、個体値30の場合はUと表されます。
より強いポケモンを作るためには、高い個体値をもったポケモンが必要になります。
高個体値のポケモンが孵化するまでタマゴを作り続ける孵化厳選という何の倫理観もない作業をすることになります。
孵化厳選をする前に性格補正を知っておく必要があります。
性格補正
ポケモンには25種類の性格がありそのうちの20種類は能力値に補正がかかります。
例えばこのドリュウズの場合
性格は陽気です。
この文字が青くなっているところに0.9倍の補正がかかり、赤くなっているところには1.1倍の補正がかかります。低レベルのときは微々たる誤差ですが高レベルになると影響が大きくなります。
この性格補正を活かして、使いたいポケモンのどこを伸ばしてどこを削るかをそのポケモンの種族値を見て考えていくとさらに強くなります。
孵化厳選
今作の孵化厳選は非常に簡単です。
まずは使いたいポケモンがどういう性格がいいかを決めます。
例をあげるとみんな大好きカイリキーの場合、
カイリキーは物理技が多く、攻撃を伸ばして特攻を削りたいのいじっぱりという性格で育てるのがベストです。
あとは簡単です。高個体のメタモンを用意します。
いじっぱりのワンリキーを用意します。高個体のメタモンにあかいいとというアイテムを持たせワンリキーにかわらずのいしを持たせ預け屋さんに預けひたすら欲しい個体値のワンリキーが出るまで繰り返すだけです。
あかいいとというのは、両方の親ポケモンの個体値をランダムに5つ遺伝してくれるようになり両親がいい個体値をしているほど高確率でいい個体値のポケモンが生まれます。
かわらずのいしは、かわらずのいしを持たせた側のポケモンの性格を確実に遺伝してくれるようになります。
いい性格の理想個体値のポケモンが生まれて厳選作業が終われば、次は努力値です。
努力値というのは、ポケモンを倒した際にもらえる経験値とは別に努力値という隠し数値ももらえています。ゲーム内では基礎ポイントと呼ばれています。
倒したポケモンによって努力値は違い例えばホシガリスを倒した場合はHPの努力値が1もらえます。
わかりやすく言えばそのポケモンを好きなように強化することのできる数値です。
レベル100のポケモンの場合で努力値4につきそのステータスが1上昇します。
ただしポケモン1体に与えられるのは最大510が限界で、各能力値のごとに最大252までの制限もあります。
努力値の振り分け方の例としては、
今作御三家のインテレオンさんの場合
特攻が高く、素早さが早いので出来るだけ長所を伸ばすのがいいので特攻と素早さに252ずつ振り分け、残りをHPに振るのがベストになります。
努力値はモンスターを倒して獲得するだけではなく、ドーピングアイテム(タウリン、インドメタシンなど)で振ることもできます。
ドーピングアイテムは1つで努力値10も振ることができ、先程のインテレオンさんの場合は
リゾチウム26個とインドメタシン26個とマックスアップ1つで振り終わることができます。
努力値が振り終われば技構成を考え、持ち物を持たせて対戦用ポケモンの完成です。
パーティ構築のコツとかも需要があれば書きたいと思います。
fitnessgameotaku.hatenablog.com